1958年に誕生した酒害者(お酒に悩む人達)による、酒害者のための自助組織です。

誕生5年後の1963年には、全日本断酒連盟という全国ネットワークが完成し、現在では、会員本人約1万人とその家族が酒のない新しい人生を明るく生きています。

断酒会では何をやってるの

自助組織とは、同じ悩みを持つ人たちが互いに理解しあい、支えあうことによって問題を解決していく組織です。

では、今までとても無理だと思っていた断酒が、どうして断酒会に入会することで可能になるのでしょうか。

特別に難しいことをやっているわけではありません。

断酒例会に出席して、会員一人一人が酒害体験と自分自身を率直に語り、聴くだけです。

断酒例会では、会員同士は完全に平等の立場です。

それでお酒がやめられるの

断酒例会で語り、聴くことで自分と酒の関係がはっきりと見え共通の悩みを持った者同士の信頼関係が生まれます。
そこで、断酒に踏み切り、断酒を継続する努力を始めるのです。

断酒を継続することで、新しい人生を創り、力強く、生きていくのだという自覚と自信が湧いてくるのです。

断酒会で何が得られるの

お酒を止めただけで全ての問題が解決されるわけではありません。

長い飲酒生活の間に傷つきあるいは失われた家族や社会との信頼関係を取り戻さなければなりません。

断酒例会で体験談を聴きそして語ることで、ひとつひとつ問題が掘り起こされ、解決の糸口が見えてくるのです。

解決することが償いに繋がり、償おうとする努力を通してあなた自身が立派に変わっていくのです。

お酒はあなたのために止めるのです。

NPO法人 徳島断酒会の沿革

本断酒会は、昭和43年に香川県断酒会徳島支部として出発し、昭和46年2月に徳島県断酒会として設立され、その後県内各地で支部が発足し例会場も増加し、現在県下7支部18会場で例会が開催されております。

この間平成14年2月19日に徳島県断酒会を引き継ぎNPO法人徳島県断酒会として新たに発足しました。

平成23年7月10日に創立40周年を迎え、鳴門市文化会館に於いて、第46回四国断酒ブロック(徳島・鳴門)大会と併せて創立40周年記念大会を開催しました。

また、平成22年6月には徳島県知事表彰、平成24年10月には厚生労働大臣表彰を受賞しました。

現在、本会の活動の中心である県内例会は月平均20数回開催し、年間開催数は290回前後になっており、多くの仲間が参加しております。

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